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小さな工務店にもホームページは必要?

こういうブログとか、文章を書くのって本当に苦手でして……。
いつもは現場に出て、大工さんと図面を広げたり、お客さんと直接お話をしたりしている方が何倍もしっくりくる人間です。
それでも、今日はちょっとパソコンに向かって、こういう文章を書いているわけですが。
なんでかっていうとですね、最近、事務所の若手から、「社長、うちもそろそろちゃんとしたホームページ、作ったほうがいいですよ!」って、何回も言われまして。
正直、これまでうちは、ホームページなんてほとんどいじってこなかったんです。
昔作った、名前と住所と電話番号くらいしか載っていない、いわゆる「名刺代わりのペラペラのページ」がずっとそのまま。
それでも、ありがたいことにこれまで仕事が途切れたことはありませんでした。
大体は、昔建てさせていただいたお施主様からの「ご紹介」とか、地域でずっと声をかけてくれる方からのご依頼で、なんとかやってこられたんですよね。
「うちは口下手だし、ネットで集客なんてよく分かんないよ」
「これまで通り、紹介や口コミだけで十分やっていけるさ」
そう思っていたんです。
でも、最近ちょっとだけ「あれ?」と思うことがあって。
ここ最近、現場で施主さんとお話ししていると、若いご夫婦なんかは、もう打ち合わせの最初からスマホでいろんな施工事例の写真を見せてくれるんです。
「こういう木の雰囲気がいいんです」
「この前の見学会のブログ、見ましたよ」って。
それでハッと気づいたんですよね。
たとえ知り合いの紹介だったとしても、今の世の中、みんな絶対に一度はスマホで会社の名前を検索して、どんな家を作っている会社なのか、どんな顔をして仕事をしている人なのかを、事前に調べてから来るんだなって。
もし、そのときに検索したうちのホームページが、昔のままのペラペラのページで、情報が全然載ってなかったら……。
「なんだかよく分からない会社だな、ちょっと不安だな」って思われて、選択肢から外されてしまっているかもしれない。
そう考えたら、なんだか急に怖くなってきたというか、もったいないことをしていたんじゃないかって思い始めたんです。
つまり、口下手な工務店だからこそ、ネットが味方になるのかなと。
僕らは本当に、気の利いたセールストークとか、今風のカッコいい見せ方なんてできません。
モデルハウスみたいな派手な事務所もないですし、宣伝にお金をかける余裕もそんなにありません。
だけど、自分たちが建ててきた家には、それなりのプライドがあります。
「ここはこうしたほうが雨漏りしにくいから」とか、「この無垢の床板は、裸足で歩くと本当に気持ちいいんだよ」とか、そういう職人としてのこだわりなら、いくらでも語れる自信はあるんです。
もしかすると、ちゃんとしたホームページっていうのは、僕らみたいな口下手な工務店の代わりに、私たちが普段やっている仕事の中身や、家づくりにかける想いを、ちゃんと24時間休まずにお客さんに伝えてくれる「営業マン」みたいな存在になってくれるんじゃないかって。
そう思ったらなんだか少しだけ、会社のホームページを作ってみるのも悪くないのかなって思い直したわけです。
僕自身はパソコンの使い方はまだまだ怪しいものですから、今度はちゃんとホームページの目的をしっかり考えたうえで、信頼のおけるホームページ制作会社さんにお願いしようと思っています。
そして実際に建てた現場の写真や、日々の仕事の中で思ったことなんかを、少しずつでもいいから載せていけたらなと。
「かっこいいことは書けないけれど、ウソのない仕事をしている」
そんなうちの会社の雰囲気が、必要としている人にちゃんと届いてくれたら、それだけで十分だなと思っています。

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